今週のFlowerStoryは佐賀県木下農園さんのスイートピーです。
紹介しているスイートピーは、2/05~2/11まで全店にて販売しております。
[木下農園さんスイートピーの紹介]
春の訪れを甘い香りと共に届けてくれるお花、スイートピー。
26年前脱サラしてスイートピーの花農家を始めたのが佐賀県の木下農園さん。
今では年間300万本以上を出荷し、特に宿根スイートピーの生産量は日本一を誇ります。
日頃からこだわっていることは極力農薬を使わずにエコな生産をすること。
元々スイートピーは他の花に比べて農薬を必要としない花ですがその中でも
品種選定や作り方を工夫することでより安心・安全な生産に努めています。
[宿根スイートピーの魅力]
通常切り花で出回るスイートピーは一年草ですが、宿根スイートピーは多年草。
庭先では初夏に咲く花なのでサマースイートピーとも呼ばれます。
通常のスイートピーより花弁が丸く厚く輪数が多いのが特徴。
お花の先端の蕾もきちんと咲くので日持ちも抜群です!
全国的にも珍しい切り花といえます。
[スイートピーの生産苦労話]
スイートピーはお日様が大好きで、曇天の日が3日続くと落蕾(蕾が落ちる)が
多くなる特性があり、曇天が続く場合には落蕾対策に追われます。
また湿度が高いと病気が発生し易くなるため、ハウス内の換気をこまめ行う等、
湿度管理に気を配ります。更にスイートピーはマメ科の植物で、
草丈が網に絡まりながらどんどん伸びていき、わき芽や豆ができ続けます。
草丈対策として網を移動させ続け、またわき芽や豆も整理し続けます。
このような気の遠くなるような日々の作業の積み重ねによって、
スイートピーの生産は成り立っているのです。
↑通常のスイートピー。色が豊富 で香りがよく春花人気No.1。
↑宿根スイートピー。通常のものより輪数が多く日持ちもよい。
↑スイートピーの生産風景。網にスイートピーが絡まりながら伸びて
いきます。そのわき芽から次々とスイートピーが花を咲かせます。
↑花言葉は「門出」。まさに春の送別会に相応しいお花です♪
↑生産者の木下さん。農薬を極力使わずエコな生産に拘ります。
*ヌボー生花店のFlowerStoryへの想い
お花は農作物。だからこそ、1本1本のお花には必ず産地様の想いと物語があります。
この想いと物語を一人でも多くの人に知って頂きたい。
これがFlowerStoryに託したヌボーの想いです。