今週のFlowerStoryは、東京都 オークガーデンさんのブバルディアです。
*ブバルディアの花言葉:幸福な愛、空想
[ブバルディアの紹介]
管状のお花をつけ、花冠は4裂する、花形が特徴的なお花、ブバルディア(別名:ブバリア)。
名前は、ルイ13世の侍医でパリ王室庭園の園長であったブーバルにちなんで付けられたと言われ
ています。咲き方は一重咲き・八重咲き、花色は白・ピンク・赤・グリーンなど、種類は豊富です。
開花調整技術により年間通じて出荷されているお花ですが、本来は春と秋に開花する植物です。
↑ (左)ピンク一重:チェリーピンク (右)白一重:ホワイトスープリーム
[伊豆大島での花き栽培]
東京・浜松町から高速船で2時間弱。伊豆七島のひとつ、伊豆大島は、常春の島と呼ばれるほど冬
も比較的暖かく、温暖な気候を生かしてフリージア・トルコギキョウ・スイセンなど、花栽培が盛
んに行われています。特にブバルディアは日本国内でも有数の生産量を誇る特産品。これは、大島
の打越寛太朗氏が短日処理による花芽誘導技術を確立し、ブバルディアの周年出荷を可能にしたこ
とで、ブランドが確立したためと言われています。
↑ (左)伊豆大島の大まかな場所 (右)南の島らしい空と海!
[オークガーデンさんの紹介]
元々東京在住だった富樫さん。結婚を機に大島の義理のお父さんがやられている、ブバルディア栽
培に従事することを決意。4年ほどお父さんの元で栽培を勉強し、オークガーデンを設立し、独立。
25棟ものハウスで、ブバルディアのみを栽培し続けています。特にこだわっている点は土作り。
25棟のハウスの内、毎年内5棟は栽培を一切せずに、土作りに専念させています。
↑ (左)枠に網をかけ日長調整を行う (右)富樫夫妻、ブバルディア一筋!