2013年09月24日

心を育む、それがお花の力 ~伊那市 JA上伊那~

今週のFlowerStoryは、伊那市 JA上伊那さんのトルコギキョウです。
*トルコギキョウの花言葉:優美、希望





[トルコギキョウの紹介]
長野県が生産量日本一を誇る花、トルコギキョウ。年間出荷量が200万本を誇り、長野県下でも有
数の生産地、JA上伊那のトルコギキョウ。その大きな特徴は、オリジナル品種にこだわった多品
目栽培を行っていること。JA上伊那で生産している約50品種のトルコギキョウのうち、独自に
育種・開発された品種が8割を占め、他産地にはない花色・花形・咲き方の豊富なトルコギキョウ
が出荷可能な体制を築き上げています。


↑ (左)育苗風景、通常は種苗会社の仕事 (右)生産者が生産する品種を選ぶ展示会


[オリジナル品種にかける想い]
20年ほど前から取り組んでいるオリジナル品種。トルコギキョウの種とりから育苗・切り花の出荷
に至る全ての過程を、JA上伊那管内で全て実施しているため、他産地では一切生産できない完全
オリジナル品種としてブランドを確立しています。JA上伊那の城取さん曰く「特に育種でこだわっ
ている点は、より長持ちする品種の開発です。その点では自信がありますよ。更に近年出荷が減少
している一重咲き品種も大切に育苗しています。」


↑ (左)代表品種の一重パステルムラサキ (右)神田うのさんの結婚式で使われた品種


[お花をまずは見て頂くこと]
JA上伊那の一員として、年間7万本のトルコギキョウを生産している橋爪さん。お花をもっと見
て頂きたい、と語ります。「消費者の方々にとって、お花は心が安らぐものだと思う。我々はお花
は見てもらうために生産している。もちろん買ってもらえるが理想だけど、まずは買わなくてもい
いから、沢山の種類のお花を花屋さんで見てほしい。小さな子供にも見てもらい心の豊かさを育ん
でほしい。そんな使い方して頂けたら幸せです。」


↑ (左)橋爪さん、1本1本に心を込めて (右)花育も積極的に実施しています


  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 08:00Comments(0)FlowerStory

2013年09月24日

[Photo]JA上伊那 トルコギキョウ

皆様から投稿頂いた、JA上伊那トルコギキョウの飾った写真、紹介いたします。

*今週のBestPhoto ヤマシタさんより。
枝分けの仕方が上手いですね♪ 長く残したトルコと、短い横枝のトルコ、2度楽しでいますね♪


*その他の写真の紹介です。































  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 07:00Comments(0)

2013年09月10日

四季を楽しむ、それがお花の楽しみ方 ~JA北信州みゆき~

今週のFlowerStoryは、飯山市 JA北信州みゆきさんのシンフォリカルポスです。
*観賞用トウガラシの花言葉: いつまでも献身的に





[シンフォリカルポスの紹介]
ギリシャ語で「房状になっている果実」を意味する植物、シンフォリカルポス。従来の白色だけで
なく、ここ数年ピンクやグリーンなど、色も豊富になりつつある、伸び盛りの切り花です。お花、
というより樹木ですが、水は良く吸うので注意が必要。お水は常に多めにたっぷりと、また乾燥に
弱いので、乾燥を避けて飾りましょう。樹木用の鮮度保持剤を使うと、より長く楽しめます♪


↑ (左)白と桃色の混ざり品種:ローラ (右)白大輪品種:マジカルアバランチェ


[気象条件に左右されるシンフォリカルポス]
シンフォリカルポスは暑さに比較的弱く、標高が高く温度が低い山間部での生産に適した植物です。
それでいて、乾燥に弱いため、土が干ばつのような状態になると、畑のシンフォリカルポスが全滅
してしまうことも…。しかしながら、山間部での生産は、水やりは雨次第。気温と天気、気象条件
によって、出来栄えが毎年極端に変わってしまう、生産の難しい植物です。ちなみに、2013年の
飯山地区は気象状態に恵まれ、シンフォリカルポスは品質の良い状態で出来上がっています♪


↑ (左)白品種:ホワイトヘッジの生産風景 (右)濃ピンク品種:スカーレットパール


[梨元農園さんの想い]
約30年前、オランダで見つけたシンフォリカルポスを、日本で始めて生産したのが梨元農園さん。
「まんまるな実、本当に可愛いですよね?こんな実の付き方するお花、他にはありません。そして
白い実のなるお花は本当に珍しい。生産しづらいのが難点ですが、これからも秋の季節を感じさせ
るこのお花を、大切に育てて行きたいですね。」と語る梨元茂さん。四季に合ったお花を飾ること、
それこそ日本古来からのお花の楽しみ方ですね!


↑ 梨元農園の皆様。WeeklyFlower最多登場、心より感謝♪

  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 14:00Comments(0)FlowerStory

2013年09月10日

[Photo]JA北信州みゆき シンフォリカルポス

皆様から投稿頂いた、シンフォリカルポスの飾った写真、紹介いたします。

*今週のBestPhoto マキさんより。
吊るす花瓶素敵ですね♪ シンフォリカルポス、枝分けして飾ると可愛いです!


*その他の写真の紹介です。































  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 13:10Comments(0)

2013年09月03日

唐辛子のもう1つの楽しみ方 ~JAみなみ信州~

今週のFlowerStoryは、長野県 JAみなみ信州さんの観賞用トウガラシです。
*観賞用トウガラシの花言葉: 旧友、嫉妬





[観賞用トウガラシの紹介]
食用としても観賞用としても有名なトウガラシ。トウガラシは日本には1500年代にポルトガル人
から伝わったとされており、当初は食用ではなく観賞用として楽しまれていました。食用と違って、
観賞用に栽培する際は、綺麗な姿に咲かせるため農薬を使っている可能性が高く、食べると残留農
薬の危険性があるため、口に入れるのは危険です。ちなみに…長野の北信ではトウガラシをコショウ
と呼ぶことがありますが、これは全国的に珍しく九州の一部と長野北信だけの独特な呼び方です。


↑ (左)生産風景。出荷間際の様子。 (右)意外と?身長ほど成長します!


[観賞用トウガラシの特徴]
観賞用トウガラシは数少ない初秋が旬の切り花。食用のトウガラシのように先端が尖った形の品種
と、先端が丸い形の品種があり、どの品種も抜群に日持ちします。他花には滅諦にない光沢感のあ
る真っ黒な品種があり、その希少価値から大変人気の高いお花です。また簡単にドライフラワーに
することができます。是非一度試してみて下さい。


↑ (左)黒品種:ブラックフィンガー (右)丸型:コニカルグリーン


[JAみなみ信州花き部会の特徴]
現在約560名の部会員が在籍し、飯田・下伊那の広域で地形の異なる地域の中、それぞれの地域
の気象条件にあったお花を少量多品目で200種類以上生産しています。少量多品目という非常に
珍しい生産体系を確立した産地として高い評価を受けており、2013年には日本農業賞の大賞を
受賞しました。ダリアの生産量は日本一、ホウズキの生産地としても名高く、近年最も勢いのある
産地として、全国的に大変有名です。


↑ (左)結実する前のお花。可愛い! (右)生産者の酒井さん。感謝です♪


  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 09:00Comments(0)FlowerStory

2013年09月03日

[Photo]JAみなみ信州 観賞用トウガラシ

皆様から投稿頂いた、観賞用トウガラシの飾った写真、紹介いたします。

*今週のBestPhoto マツダさんより。
他のお花やグリーンとも相性抜群のトウガラシ。秋らしくもみじと合わせた飾り方Goodです!


*その他の写真の紹介です。




























  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 08:50Comments(0)