2013年08月27日

魚沼産オリエンタルユリ ~新潟県 魚沼花き園芸組合~

今週のFlowerStoryは、新潟県 魚沼花き園芸組合さんのオリエンタルユリです。
*ユリの花言葉: 純粋さ、愛らしさ





[魚沼花き園芸組合の紹介]
全国で最も有名なお米の産地、新潟県魚沼市。この魚沼地域の隠れ名産品が、旧堀之内町を中心
に生産されているオリエンタルユリ。組合員数は119戸(143名)にも上り、夏場のユリの生
産量は日本一を誇ります。全国でもトップクラスの品質・生産量を維持し続けていることが評価さ
れ、平成17年には日本農業賞の大賞を受賞。日本を代表するユリの産地として認知されています。


↑ (左)生産風景、まだ若い状態 (右)収穫間際のユリ、豪華!


[魚沼花き園芸組合の歴史]
組合の設立は昭和23年。当時は戦後の食糧増産時代で、花栽培は世間から相手にされなかった時
代。水田面積が特に少ない堀之内町で、花栽培で生計を立てざるを得なかった地域の有志が、試作
を繰り返した結果、地域の栽培に適した花がユリでした。当初はユリの育種が盛んに行われ、全国
のユリ産地へユリの球根販売を一手に担う存在として地位を確立。徐々にユリの切花販売に舵を切
り、今も尚ユリ生産の第一線を走り続けています。


↑ (左)収穫風景、丁寧に抱えて♪ (右)8/8めざましTVに登場


[オリエンタルユリの歴史]
実はオリエンタルユリの原種のほとんどは日本のユリ。スカシユリ同様に、日本の原種が海を渡り、
海外で品種改良されました。オリエンタルユリの代名詞、カサブランカが初めてオランダの会社か
ら発表されたのが1984年。それ以来、ユリの品種改良はオランダが中心となり、従来なかった
黄色や赤色のユリも2000年に入り登場。現在日本で生産されているユリの球根の大半は、オラ
ンダからの輸入品となっています。


↑ (左)黄色の定番イエローウィン (右)赤色の定番ビビアナ


  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 09:00Comments(0)FlowerStory

2013年08月27日

[Photo]魚沼花き園芸組合 オリエンタルユリ

皆様から投稿頂いた、魚沼花き園芸組合さんのオリエンタルユリを飾った写真、紹介致します。

*今週のBestPhoto セキさんより。
オリエンタルユリにグロリオサ、素敵ですね。photoの取り方も本当に素晴らしい!


*その他の写真の紹介です。




























  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 08:50Comments(0)

2013年08月20日

固定概念に囚われない花がここにある。~千葉県 松本華園~

今週のFlowerStoryは、千葉県松本華園さんの久留米ケイトウです。
*ケイトウの花言葉: おしゃれ、色あせぬ恋





[松本華園さんの久留米ケイトウの紹介]
全国でも有数のお花の大産地、千葉県南房総市。この地でカーネーションやハボタン、ケイトウ、
古代米などを生産している松本華園さん。松本さんが作る久留米ケイトウは、他産地に比べて輪が
小さく、茎もしっかりしているから飾りやすい。更に発色がよく、日持ちも抜群。「仏花として定
着している久留米ケイトウの、新たな魅力を引き出したい」そんな想いが込められています。


↑ (左)生産風景。路地栽培です。 (右)松本華園、松本一人さん。


[本当のケイトウの色はコレじゃない?]
5年前、知人に薦めらるがまま作ってみた久留米ケイトウ。生産してみるとある事に気が付きます。
「久留米ケイトウは通常、ボリューム出すために輪を大きくして出荷します。しかし生産してみる
と、途中過程の輪が小さい段階の方が、色の発色が良く、凄く綺麗。あれ?本当のケイトウってこ
んな色なんだ、と一気に惹かれてしまいました」それ以来、慣例に囚われず本能のおもむくまま、
小輪で出荷し、着実にファンを増やしてきました。


↑ (左)品種名:ローズクイーン (右)品種名:黄玉


[過酷な環境がお花を強くする!]
「より小輪で作るために、過酷な環境で生産しています。路地栽培でギリギリまで水を与えない。
肥料も必要最低限。引き締めて作っているから、茎もしっかりしている。日持ちには自信あります」
と語る松本さん。葉が黄緑かかっているのは肥料が少なく育てられている証拠でもあります。最後
久留米ケイトウを長持させるコツ、教わりました。「茎が腐りやすいので、水を腐らせないように、
水替えはこまめに。それだけで十分です♪」


↑ (左)品種名:オレンジクイーン (右)品種名:赤軸

  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 09:00Comments(0)FlowerStory

2013年08月20日

[Photo]松本華園 ケイトウ

皆様から投稿頂いた、松本華園さんのケイトウを飾った写真、紹介致します。

*今週のBestPhoto アゼガミさんより。
吊るす花瓶の登場ですね!切り花の飾り方の幅が広がる吊るす花瓶、オススメです♪


*その他の写真の紹介です。































  


Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 08:07Comments(0)