2014年01月14日
未来に残していきたい花~群馬県 みやび花園~
今週のFlowerStoryは、群馬県みやび花園さんの切花パンジーです。
*パンジーの花言葉:物思い、思想

[みやび花園さんの紹介]
野生の王国、群馬サファリパークのほど近く、群馬県富岡市で花卉栽培を営む、みやび花園の佐藤
雅志さん。花を作り続けて25年、草花の栽培技術は、マイスターと呼ぶに相応しく、日本を代表
する生産者の一人です。そんな佐藤さんの代名詞、それが切花パンジー。20年以上前に初めて見た
美しい色のパンジーに感動し、もっといろんな色を作りたい、それが草花栽培を始めたキッカケで
した。現在も切花パンジーの第一人者として、新品種の育種にも、積極的に取り組んでいます。

↑(左)圃場ではパンジーが咲き誇る! (右)出荷は全て水入りバケツで。
[切花パンジーが出来るまで]
切花パンジーは、夏場に種を蒔いてから出荷までの約6ヶ月間、手間ひまとの戦いです。佐藤さん
のパンジーは出荷時には丈の長さが30cm以上もありますが、これは生育段階で次々に咲く花を
摘み取り続け、茎と株に栄養が蓄えられるからこそです。また湿度はシミ・カビの原因となるため、
24時間除湿が欠かせません。さらに、化学肥料ではなく手間のかかる有機肥料を使うことで、病
害虫に強いパンジー栽培を目指しています。切花パンジーの裏にはこうした苦労が隠されています。

↑(左)花が咲いたら何度も摘み取ります。 (右)骨の折れる作業とはまさにこの事…
[草花栽培への想い]
「最近は作りやすい花や儲かる花、に生産が傾斜している。珍しい花や面白い花が減ってしまった。
切花パンジーも、手間はかかるし、同じ品種でも花色になってしまうから、本当に難しい。そんな
花は生産者に敬遠される。でも草花には草花の魅力があって、消費者のニーズも高い。私が続ける
限りは、こういった花を作り続けていきたい。」日本は世界一、多様な花が生まれる国。草花を愛
する心は、日本の古き良き文化なのだと思います。

↑(左)佐藤さんのパンジーは全てフリル。 (右)佐藤さん。花屋から絶大な人気。
*パンジーの花言葉:物思い、思想

[みやび花園さんの紹介]
野生の王国、群馬サファリパークのほど近く、群馬県富岡市で花卉栽培を営む、みやび花園の佐藤
雅志さん。花を作り続けて25年、草花の栽培技術は、マイスターと呼ぶに相応しく、日本を代表
する生産者の一人です。そんな佐藤さんの代名詞、それが切花パンジー。20年以上前に初めて見た
美しい色のパンジーに感動し、もっといろんな色を作りたい、それが草花栽培を始めたキッカケで
した。現在も切花パンジーの第一人者として、新品種の育種にも、積極的に取り組んでいます。

↑(左)圃場ではパンジーが咲き誇る! (右)出荷は全て水入りバケツで。
[切花パンジーが出来るまで]
切花パンジーは、夏場に種を蒔いてから出荷までの約6ヶ月間、手間ひまとの戦いです。佐藤さん
のパンジーは出荷時には丈の長さが30cm以上もありますが、これは生育段階で次々に咲く花を
摘み取り続け、茎と株に栄養が蓄えられるからこそです。また湿度はシミ・カビの原因となるため、
24時間除湿が欠かせません。さらに、化学肥料ではなく手間のかかる有機肥料を使うことで、病
害虫に強いパンジー栽培を目指しています。切花パンジーの裏にはこうした苦労が隠されています。

↑(左)花が咲いたら何度も摘み取ります。 (右)骨の折れる作業とはまさにこの事…
[草花栽培への想い]
「最近は作りやすい花や儲かる花、に生産が傾斜している。珍しい花や面白い花が減ってしまった。
切花パンジーも、手間はかかるし、同じ品種でも花色になってしまうから、本当に難しい。そんな
花は生産者に敬遠される。でも草花には草花の魅力があって、消費者のニーズも高い。私が続ける
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する心は、日本の古き良き文化なのだと思います。

↑(左)佐藤さんのパンジーは全てフリル。 (右)佐藤さん。花屋から絶大な人気。
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Posted by ヌボー生花店 山崎年起 at 05:00│Comments(0)
│FlowerStory