2014年06月10日
日本一のネギの町は、日本一のユリの町~埼玉県 JAふかや ユリ部会~
今週のFlowerStoryは、埼玉県JAふかやユリ部会さんのLAユリです。
*ユリの花言葉:威厳・純潔・無垢

[JAふかや ユリ部会の紹介]
埼玉県の北部に位置し、深谷ネギで有名な深谷市は、古くから球根の花き栽培が盛んな土地で、全
国屈指の花の生産地です。元々はチューリップ栽培のパイオニア的な地域でしたが、今ではユリの
生産量が日本一を誇る【ユリの町】として確固たる地位を築いています。特にLAユリに関しては、
日本で最初にこのお花に取り組んだ先駆者であり、現在も色数・数量・品質伴に、他産地を寄せ付け
ない不動の地位を確保しています。

↑LAユリの生産者の皆様。今年の大雪では甚大な被害が発生しました。
[LAユリの特徴]
LAユリとは、テッポウユリとスカシユリの交配種で、テッポウユリの大輪性とスカシユリの多彩
な花色を兼ね備えたユリのこと。スカシユリの特徴を受け継いでいるため、LAユリには香りがあ
りません。ユリの代表格である大輪のオリエンタルユリに比べて、①価格が安い②蕾も次々に咲き
変化を楽しむことができる③大きすぎず他の花と組み合わせてもバランスが良い、といった特徴が
あります。大輪ユリに次ぐ第2のユリとして定着しています。

↑出荷直前の圃場の様子(左) 生育途中。ここから花が段差になる!?(右)
[LAユリの生産過程]
ユリは球根を植えてから出荷まで、概ね60日。球根は冷蔵管理され出荷したいタイミングから逆
算してハウスに植え込みます。ユリの生産において最も難しいのは水管理。水は与えすぎると茎が
柔らかくなり、水が切れてもダメ。絶妙なタイミングで水を与える技術・感覚は長年の経験で養わ
れます。出荷されるLAユリは「重さ」と「輪数」によって等級分けされ、全国各地の市場へ旅立っ
ていきます。重さで細かく選別しているのは全国でもJAふかやのみ。LAユリ生産をリードする
プライドこそが最大のこだわりです。

↑ユリの球根は上根が栄養を吸収します。下根は支える役目のみ(左)
水くれはスプリンクラーを活用、水くれはタイミングが命(右)
*ユリの花言葉:威厳・純潔・無垢

[JAふかや ユリ部会の紹介]
埼玉県の北部に位置し、深谷ネギで有名な深谷市は、古くから球根の花き栽培が盛んな土地で、全
国屈指の花の生産地です。元々はチューリップ栽培のパイオニア的な地域でしたが、今ではユリの
生産量が日本一を誇る【ユリの町】として確固たる地位を築いています。特にLAユリに関しては、
日本で最初にこのお花に取り組んだ先駆者であり、現在も色数・数量・品質伴に、他産地を寄せ付け
ない不動の地位を確保しています。

↑LAユリの生産者の皆様。今年の大雪では甚大な被害が発生しました。
[LAユリの特徴]
LAユリとは、テッポウユリとスカシユリの交配種で、テッポウユリの大輪性とスカシユリの多彩
な花色を兼ね備えたユリのこと。スカシユリの特徴を受け継いでいるため、LAユリには香りがあ
りません。ユリの代表格である大輪のオリエンタルユリに比べて、①価格が安い②蕾も次々に咲き
変化を楽しむことができる③大きすぎず他の花と組み合わせてもバランスが良い、といった特徴が
あります。大輪ユリに次ぐ第2のユリとして定着しています。

↑出荷直前の圃場の様子(左) 生育途中。ここから花が段差になる!?(右)
[LAユリの生産過程]
ユリは球根を植えてから出荷まで、概ね60日。球根は冷蔵管理され出荷したいタイミングから逆
算してハウスに植え込みます。ユリの生産において最も難しいのは水管理。水は与えすぎると茎が
柔らかくなり、水が切れてもダメ。絶妙なタイミングで水を与える技術・感覚は長年の経験で養わ
れます。出荷されるLAユリは「重さ」と「輪数」によって等級分けされ、全国各地の市場へ旅立っ
ていきます。重さで細かく選別しているのは全国でもJAふかやのみ。LAユリ生産をリードする
プライドこそが最大のこだわりです。

↑ユリの球根は上根が栄養を吸収します。下根は支える役目のみ(左)
水くれはスプリンクラーを活用、水くれはタイミングが命(右)
2014年06月03日
この芍薬を楽しまずして花好きは語れない~飯山市 JA北信州みゆき~
今週のFlowerStoryは、飯山市JA北信州みゆきさんの芍薬です。
*芍薬の花言葉:恥じらい、はにかみ

[JA北信州みゆきさんの紹介]
中野・飯山地域は、生産量全国一の芍薬の名産地。まんまるな可愛らしい蕾からは想像出来ない大輪の
花が咲き誇る。そんな魅力を持つ芍薬は、現在初夏を代表する花として人気の高いお花です。飯山市を
中心としたJA北信州みゆき管内では、約70名の生産者が芍薬を生産されており、モットーは「必ず
開花する豪華な芍薬を提供すること」。全生産者がその想いを胸に最高級の芍薬を提供されています。
[芍薬の開花にこだわる理由]
「芍薬は購入しても半分も咲かない。開花しない芍薬はゴミも同然」。数年前JA北信州みゆきの芍薬
生産者は調査で訪れた花市場にて、花屋さんから衝撃的な言葉を耳にします。「我々はなんのために花
を生産しているのか?」市場から帰りの車中、生産者皆が「必ず咲く芍薬を提供する!」で想いが一致
します。元々芍薬は日持ちが長い切花ではありません。ある程度咲かせて出荷すると「咲きすぎ」と言
われ、固い蕾で出荷すると「咲かない」と言われる。その中間の一瞬の絶妙な出荷タイミングを、部会員
全員で研究し尽くし、全員で徹底し続けていくことでしか、「開花して長持ちする」芍薬を提供する術
はありません。「芍薬ほど変化が面白い花はない。それは開花してこそ楽しめる。その魅力をより多く
の人に楽しんでほしい。」そんな想いがこめられた満開に咲く芍薬こそが、本物の芍薬なのです。
[5年の歳月をかけて芍薬は出荷されます]
以前からJA北信州みゆきさんは芍薬の輪の大きさにこだわりを持って栽培されています。芍薬の株を
植えてから4年間は株を生育する期間に当てられ、一切出荷は行われません(他産地は3~4年目から
出荷されます)。5年目の芍薬は1本1本の蕾が大きく、咲いた時は非常に豪華に。1度見たら間違い
なくファンになる、JA北信州みゆきさんの芍薬には、人の心を惹きつける魔力が備わっています。

↑一面に広がる芍薬畑。これが咲き誇った時、それはまさに花畑に!

↑1株に30本以上の花がつきます(左) 2年目の株。株育成中(右)

↑出荷する株も大半は花を落とすることで、株育成し来年に備えます(左)
JA北信州みゆき販売担当の藤巻さん♪(右)
*芍薬の花言葉:恥じらい、はにかみ

[JA北信州みゆきさんの紹介]
中野・飯山地域は、生産量全国一の芍薬の名産地。まんまるな可愛らしい蕾からは想像出来ない大輪の
花が咲き誇る。そんな魅力を持つ芍薬は、現在初夏を代表する花として人気の高いお花です。飯山市を
中心としたJA北信州みゆき管内では、約70名の生産者が芍薬を生産されており、モットーは「必ず
開花する豪華な芍薬を提供すること」。全生産者がその想いを胸に最高級の芍薬を提供されています。
[芍薬の開花にこだわる理由]
「芍薬は購入しても半分も咲かない。開花しない芍薬はゴミも同然」。数年前JA北信州みゆきの芍薬
生産者は調査で訪れた花市場にて、花屋さんから衝撃的な言葉を耳にします。「我々はなんのために花
を生産しているのか?」市場から帰りの車中、生産者皆が「必ず咲く芍薬を提供する!」で想いが一致
します。元々芍薬は日持ちが長い切花ではありません。ある程度咲かせて出荷すると「咲きすぎ」と言
われ、固い蕾で出荷すると「咲かない」と言われる。その中間の一瞬の絶妙な出荷タイミングを、部会員
全員で研究し尽くし、全員で徹底し続けていくことでしか、「開花して長持ちする」芍薬を提供する術
はありません。「芍薬ほど変化が面白い花はない。それは開花してこそ楽しめる。その魅力をより多く
の人に楽しんでほしい。」そんな想いがこめられた満開に咲く芍薬こそが、本物の芍薬なのです。
[5年の歳月をかけて芍薬は出荷されます]
以前からJA北信州みゆきさんは芍薬の輪の大きさにこだわりを持って栽培されています。芍薬の株を
植えてから4年間は株を生育する期間に当てられ、一切出荷は行われません(他産地は3~4年目から
出荷されます)。5年目の芍薬は1本1本の蕾が大きく、咲いた時は非常に豪華に。1度見たら間違い
なくファンになる、JA北信州みゆきさんの芍薬には、人の心を惹きつける魔力が備わっています。

↑一面に広がる芍薬畑。これが咲き誇った時、それはまさに花畑に!

↑1株に30本以上の花がつきます(左) 2年目の株。株育成中(右)

↑出荷する株も大半は花を落とすることで、株育成し来年に備えます(左)
JA北信州みゆき販売担当の藤巻さん♪(右)
2014年05月27日
小さなグラジオラスに込められた想い~茨城県 萩島園芸~
今週のFlowerStoryは、茨城県萩島園芸さんのミニグラジオラスです。
*グラジオラスの花言葉:情熱的な恋

[JA土浦 萩島園芸さんの紹介]
レンコンの生産で有名な霞ヶ浦湖畔で、全国一のグラジオラスの生産量を誇るのがJA土浦花き部
会に所属する萩島園芸さん。萩島園芸さんは年間約200万本以上ものグラジオラスを生産されて
おり、5月から11月まで全国各地へグラジオラスを安定供給できる、日本で唯一無二の生産者で
す。更に5年前から全国的にも非常に貴重なミニグラジオラスの生産に情熱を注いでいます。

↑一面に広がるグラジオラス畑。これだけ量があると爽快です!
[ミニグラジオラスへの想い]
グラジオラスは主にご葬儀やご法事・お仏壇など、仏花として利用されることが多いお花。萩島さん
は別の形でグラジオラスの魅力を伝えていきたいと考えています。「通常のグラジオラスは背丈が
1m以上あり、ご家庭の花瓶では、飾りにくいですよね。それに比べてミニグラジオラスは、背丈
が80cm程度で、かつ茎が細め。和花だけでなく、他の洋花と組合せるにも便利なお花だと思い
ますよ。更に、通常のグラジオラスにはない色目もあるので、ぜひ楽しんで頂きたいですね。」

↑代表品種:ケリー(左)、アンバー(中)、トーマス(右)
[グラジオラス生産における苦労話]
2年連続で同じ畑で生産することが出来ないグラジオラス。萩島さんは1年グラジオラスを生産す
ると、同じ場所で2年は田んぼとしてお米を作ります。そのため、何百万本のグラジオラスを毎年
作り続けるためには、広大な土地を管理し続ける必要があります。「就農して10年以上になりま
すが、まだまだわからないことだらけ。露地栽培だから天候にも非常に左右される。だけどそれが
面白いですよ!」と萩島さん。毎日休まずグラジオラスと対話し続けています。

↑出荷間際、穂が割れ花が見えてきました(左) 生産者の萩島さん(右)
*グラジオラスの花言葉:情熱的な恋

[JA土浦 萩島園芸さんの紹介]
レンコンの生産で有名な霞ヶ浦湖畔で、全国一のグラジオラスの生産量を誇るのがJA土浦花き部
会に所属する萩島園芸さん。萩島園芸さんは年間約200万本以上ものグラジオラスを生産されて
おり、5月から11月まで全国各地へグラジオラスを安定供給できる、日本で唯一無二の生産者で
す。更に5年前から全国的にも非常に貴重なミニグラジオラスの生産に情熱を注いでいます。

↑一面に広がるグラジオラス畑。これだけ量があると爽快です!
[ミニグラジオラスへの想い]
グラジオラスは主にご葬儀やご法事・お仏壇など、仏花として利用されることが多いお花。萩島さん
は別の形でグラジオラスの魅力を伝えていきたいと考えています。「通常のグラジオラスは背丈が
1m以上あり、ご家庭の花瓶では、飾りにくいですよね。それに比べてミニグラジオラスは、背丈
が80cm程度で、かつ茎が細め。和花だけでなく、他の洋花と組合せるにも便利なお花だと思い
ますよ。更に、通常のグラジオラスにはない色目もあるので、ぜひ楽しんで頂きたいですね。」

↑代表品種:ケリー(左)、アンバー(中)、トーマス(右)
[グラジオラス生産における苦労話]
2年連続で同じ畑で生産することが出来ないグラジオラス。萩島さんは1年グラジオラスを生産す
ると、同じ場所で2年は田んぼとしてお米を作ります。そのため、何百万本のグラジオラスを毎年
作り続けるためには、広大な土地を管理し続ける必要があります。「就農して10年以上になりま
すが、まだまだわからないことだらけ。露地栽培だから天候にも非常に左右される。だけどそれが
面白いですよ!」と萩島さん。毎日休まずグラジオラスと対話し続けています。

↑出荷間際、穂が割れ花が見えてきました(左) 生産者の萩島さん(右)
2014年05月20日
存在感バッチリ名脇役マトリカリア~長崎県 ワイルドプランツ吉村~
今週のFlowerStoryは、長崎県ワイルドプランツ吉村さんのマトリカリアです。
*マトリカリアの花言葉:集う喜び

[ワイルドプランツ吉村さんの紹介]
国内最大級のテーマパーク:ハウステンボスに代表される、九州屈指の観光都市、長崎県佐世保市。
この地で季節の草花を栽培されているのが、ワイルドプランツ吉村さん。東京ドームに匹敵するほ
どの広大な敷地で、年間約140種類もの草花を栽培する、日本を代表する花卉生産者です。そん
な吉村さんの代名詞的な花、それがマトリカリア。「マトリカリアは主役になれない花。だけど主役
を引き立たせつつ、沿え花だけど存在感のある花でありたい。そんな花作りを目指しています。」

↑吉村圭さん。若手生産者を代表する存在(左) マトリカリアの栽培風景(右)
[日持ちへ徹底的なこだわり]
「基本的に、栽培する品種はより日持ちのする物を選んでいます。お客様の元に届いて、日持ちし
なければ意味がないですからね。」「生産者という職業は、えてして見た目が豪華で、大きな物を
作りたがります。そのためには化学肥料を使って、花に肥料を沢山与えて、栽培してる場合が多い。
でも、草花でそれをやったら日持ちが悪くなる。草花は茎を細く・締めて栽培すると、日持ちも水
あげも格段に良くなります。その証拠にうちのマトリカリアは茎は細くても芯がしっかりしていて
います。イメージは丈夫な細マッチョです(笑)」

↑一重咲き品種:シングルペグモ(左) 八重品種:ホワイトワンダー(右)
[日本一の染め技術]
吉村さんと言えば、高い栽培技術のみならず、特殊な花の染め技術を持っていることでも有名です。
「染め技術は日本一、だと自負してます。とにかくナチュラルに染めること。染めていることが、
わからないように染めること。それがポリシーですね。」例えばマトリカリアの”たまごピンク”。
これも実は染めている花。我々花屋が見ても全くそうは思えないほどの出来栄えです。「うちの技
術であれば、染めても日持ちに何ら悪影響はありません。ぜひ新しい花と思って楽しんで下さい。」

↑染め品種:たまごピンク(左) 染め品種の見分けは不可能です…(右)
*マトリカリアの花言葉:集う喜び

[ワイルドプランツ吉村さんの紹介]
国内最大級のテーマパーク:ハウステンボスに代表される、九州屈指の観光都市、長崎県佐世保市。
この地で季節の草花を栽培されているのが、ワイルドプランツ吉村さん。東京ドームに匹敵するほ
どの広大な敷地で、年間約140種類もの草花を栽培する、日本を代表する花卉生産者です。そん
な吉村さんの代名詞的な花、それがマトリカリア。「マトリカリアは主役になれない花。だけど主役
を引き立たせつつ、沿え花だけど存在感のある花でありたい。そんな花作りを目指しています。」

↑吉村圭さん。若手生産者を代表する存在(左) マトリカリアの栽培風景(右)
[日持ちへ徹底的なこだわり]
「基本的に、栽培する品種はより日持ちのする物を選んでいます。お客様の元に届いて、日持ちし
なければ意味がないですからね。」「生産者という職業は、えてして見た目が豪華で、大きな物を
作りたがります。そのためには化学肥料を使って、花に肥料を沢山与えて、栽培してる場合が多い。
でも、草花でそれをやったら日持ちが悪くなる。草花は茎を細く・締めて栽培すると、日持ちも水
あげも格段に良くなります。その証拠にうちのマトリカリアは茎は細くても芯がしっかりしていて
います。イメージは丈夫な細マッチョです(笑)」

↑一重咲き品種:シングルペグモ(左) 八重品種:ホワイトワンダー(右)
[日本一の染め技術]
吉村さんと言えば、高い栽培技術のみならず、特殊な花の染め技術を持っていることでも有名です。
「染め技術は日本一、だと自負してます。とにかくナチュラルに染めること。染めていることが、
わからないように染めること。それがポリシーですね。」例えばマトリカリアの”たまごピンク”。
これも実は染めている花。我々花屋が見ても全くそうは思えないほどの出来栄えです。「うちの技
術であれば、染めても日持ちに何ら悪影響はありません。ぜひ新しい花と思って楽しんで下さい。」

↑染め品種:たまごピンク(左) 染め品種の見分けは不可能です…(右)