2014年04月15日
バラのブランド品、それがメダリオン~静岡県 JA大井川バラ部会~
今週のFlowerStoryは、静岡県JA大井川さんのバラです。
*バラの花言葉:愛

[JA大井川バラ部会の紹介]
静岡県の中央部を南北に流れる大井川。その沿岸で鮮度に徹底的にこだわったバラを作る生産者グ
ループ、それがJA大井川バラ部会。所属してる生産者の数は24名。大人数の生産者グループな
がら、生産者間での品質のバラツキを極力抑え、安定して高品質なバラを提供しています。長持ち
するバラといったらJA大井川。全国各地から、そんな評価が飛び交う生産者グループです。

↑JA大井川のバラは「メダリオン」というブランド名で認知されています。
[こだわり①:徹底した日持ち実験]
JA大井川バラ部会では、出荷する全ての生産者のバラを対象に、日持ち試験を実施しています。
外部の試験室にて室温26℃、湿度60%という環境下でバラを飾り、5日間鮮度不良が発生しな
いか、検査します。この試験に合格できたバラだけが、JA大井川のバラとして出荷されます。厳
しいハードルを生産者が自ら課すことで、徹底した鮮度管理を、グループ全体で共有しています。

↑試験に合格したバラには専用のタグが付けられます(左) 実験の様子(右)
[こだわり②:徹底した輸送技術による鮮度維持]
バラは非常にデリケートなお花。生産地で鮮度が抜群のバラも、花屋までの輸送中に鮮度が急激に
劣化してしまうことが多々あります。それを防ぐために、輸送におけるこだわりポイントは2つ。
1つ目が湿式バケツでの輸送。JA大井川のバラは全て水入りバケツで輸送され、お花の断水時間
が一切なく、お花に無駄なストレスを与えません。2つ目が輸送中の一貫した温度管理。バラは温度
差に非常に敏感なため、バラの保管場所から輸送中のトラックの中まで、一定の温度での管理を徹
底します。「お客様に喜んで頂くために何ができるのか?」それを考え・実行し続けれられる産地
だからこそ、長持ちするバラが提供できるのです。

↑生産者集合写真。チームワーク力こそ、高品質を維持する最大の秘訣。
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*バラの花言葉:愛

[JA大井川バラ部会の紹介]
静岡県の中央部を南北に流れる大井川。その沿岸で鮮度に徹底的にこだわったバラを作る生産者グ
ループ、それがJA大井川バラ部会。所属してる生産者の数は24名。大人数の生産者グループな
がら、生産者間での品質のバラツキを極力抑え、安定して高品質なバラを提供しています。長持ち
するバラといったらJA大井川。全国各地から、そんな評価が飛び交う生産者グループです。

↑JA大井川のバラは「メダリオン」というブランド名で認知されています。
[こだわり①:徹底した日持ち実験]
JA大井川バラ部会では、出荷する全ての生産者のバラを対象に、日持ち試験を実施しています。
外部の試験室にて室温26℃、湿度60%という環境下でバラを飾り、5日間鮮度不良が発生しな
いか、検査します。この試験に合格できたバラだけが、JA大井川のバラとして出荷されます。厳
しいハードルを生産者が自ら課すことで、徹底した鮮度管理を、グループ全体で共有しています。

↑試験に合格したバラには専用のタグが付けられます(左) 実験の様子(右)
[こだわり②:徹底した輸送技術による鮮度維持]
バラは非常にデリケートなお花。生産地で鮮度が抜群のバラも、花屋までの輸送中に鮮度が急激に
劣化してしまうことが多々あります。それを防ぐために、輸送におけるこだわりポイントは2つ。
1つ目が湿式バケツでの輸送。JA大井川のバラは全て水入りバケツで輸送され、お花の断水時間
が一切なく、お花に無駄なストレスを与えません。2つ目が輸送中の一貫した温度管理。バラは温度
差に非常に敏感なため、バラの保管場所から輸送中のトラックの中まで、一定の温度での管理を徹
底します。「お客様に喜んで頂くために何ができるのか?」それを考え・実行し続けれられる産地
だからこそ、長持ちするバラが提供できるのです。

↑生産者集合写真。チームワーク力こそ、高品質を維持する最大の秘訣。
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年04月08日
カラーの常識を覆した男の物語~千葉県 BloomNet~
今週のFlowerStoryは、千葉県BloomNet(ブルームネット)さんのカラーです。
*カラーの花言葉:華麗なる美

[ブルームネットさんの紹介]
千葉県君津市。この地は全国有数のカラーの生産地。君津地域の中でも、トップクラスの栽培技術
を誇るカラーの生産団体、それがブルームネットさん。ブルームネットさんが得意とする湿地性の
カラーの栽培には、君津市の豊富な地下水が欠かせません。「君津市は地下水の温度が1年を通じ
て15度前後。地下水が夏は球根を冷やし、冬は球根を温める役割を果たします。だから君津市は
湿地性カラーにとって最高の適地なのです。」

↑湿地性カラーの圃場は水浸し(左) 中に入れないので外から見学(右)
[常識を覆したブルームネットのカラー]
ブルームネットのカラーが高い評価を受ける理由、それは”咲かせたカラー”を出荷しているから。
「十数年前、カラーは蕾の状態で採花し出荷することが当たり前だった。でも蕾のカラーを出荷し
ても、お客様の元で綺麗に花が咲くことは稀です。蕾の切り花は長持ちする、は勘違いで、カラーは
圃場で咲かせて出荷した方が、花が長持ちします。当時は綺麗に咲いたカラーをお客様も花屋さんも
見たことがなかったと思う。その常識を覆し、本物のカラーを1日でも長く楽しんでほしい。そん
な想いで、ブルームネットを立ち上げました。」

↑咲いたカラーなので、傷つけないように1本1本丁寧に梱包します。
[湿地性カラーの悲しい物語]
十数年前まで、湿地性カラーの代表品種はチルドシアナでした。しかし、全国各地で疫病が発生し、
国内のチルドシアナはほぼ全滅…。その後、疫病に強い品種ウエディングマーチが誕生し、湿地性
カラーは復活したものの、ウエディングマーチには茎が太いという欠点があり、自宅用切り花とし
ては敬遠されるお花でした。ブルームネットの中心的人物である杉谷一弥さんは「より多くの人に
カラーを楽しんでもらいたい」との思いから、疫病に強く、かつ茎が細いカラー「しろたえ」の開
発に成功。自宅で気軽に飾ってもらえるカラーの普及を目指し、邁進しています!

↑杉谷一弥さん(左) 咲いたカラーのために出荷箱も特注品♪(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*カラーの花言葉:華麗なる美

[ブルームネットさんの紹介]
千葉県君津市。この地は全国有数のカラーの生産地。君津地域の中でも、トップクラスの栽培技術
を誇るカラーの生産団体、それがブルームネットさん。ブルームネットさんが得意とする湿地性の
カラーの栽培には、君津市の豊富な地下水が欠かせません。「君津市は地下水の温度が1年を通じ
て15度前後。地下水が夏は球根を冷やし、冬は球根を温める役割を果たします。だから君津市は
湿地性カラーにとって最高の適地なのです。」

↑湿地性カラーの圃場は水浸し(左) 中に入れないので外から見学(右)
[常識を覆したブルームネットのカラー]
ブルームネットのカラーが高い評価を受ける理由、それは”咲かせたカラー”を出荷しているから。
「十数年前、カラーは蕾の状態で採花し出荷することが当たり前だった。でも蕾のカラーを出荷し
ても、お客様の元で綺麗に花が咲くことは稀です。蕾の切り花は長持ちする、は勘違いで、カラーは
圃場で咲かせて出荷した方が、花が長持ちします。当時は綺麗に咲いたカラーをお客様も花屋さんも
見たことがなかったと思う。その常識を覆し、本物のカラーを1日でも長く楽しんでほしい。そん
な想いで、ブルームネットを立ち上げました。」

↑咲いたカラーなので、傷つけないように1本1本丁寧に梱包します。
[湿地性カラーの悲しい物語]
十数年前まで、湿地性カラーの代表品種はチルドシアナでした。しかし、全国各地で疫病が発生し、
国内のチルドシアナはほぼ全滅…。その後、疫病に強い品種ウエディングマーチが誕生し、湿地性
カラーは復活したものの、ウエディングマーチには茎が太いという欠点があり、自宅用切り花とし
ては敬遠されるお花でした。ブルームネットの中心的人物である杉谷一弥さんは「より多くの人に
カラーを楽しんでもらいたい」との思いから、疫病に強く、かつ茎が細いカラー「しろたえ」の開
発に成功。自宅で気軽に飾ってもらえるカラーの普及を目指し、邁進しています!

↑杉谷一弥さん(左) 咲いたカラーのために出荷箱も特注品♪(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年04月01日
洒落たアルストロメリアを目指して~飯島町 信州片桐花卉園~
今週のFlowerStoryは、飯島町 信州片桐花卉園さんのアルストロメリアです。
*アルストロメリアの花言葉:未来への憧れ

[信州片桐花卉園さんの紹介]
別名「花の町」とも呼ばれ、長野県下有数の花き栽培の盛んな町、長野県飯島町。全国で最もアル
ストロメリアの栽培が盛んな地域でもある、この町で、アルストロメリア栽培の先駆者的存在が、
信州片桐花卉園さん。現在、育種も独自に行いながら、他産地が栽培しないような珍しい品種の栽
培に力を入れています。「アルストロメリアはいつ頃からか、仏花の印象が強くなってしまった。
そんな印象を覆すのが、私の使命です!」

↑2代目:片桐鏡仁さん(左) 猫は圃場のモグラ退治で大活躍!(右)
[オランダ研修の経験を生かして]
片桐花卉園2代目の片桐鏡仁(アキヒト)さんは、20代のころオランダの種苗会社で研修して家業
に戻りました。今でもその縁は続いており、最新の品種を日本で唯一試作していたり、日本人には
好みかもしれないが、世界標準にはならない、として商品化されなかった品種を譲り受けたりして
います。「首都圏の小洒落た花屋さんは、最近花束にアルストロメリアを使わない。悔しいので、
日本人好みの繊細で、可愛らしいアルストロメリアを提供していきたい。そう思っています。」

↑片桐さん一押し:おぼろ月(左) 小輪系の代表品種:エクストリーム(右)
[日持ち抜群の小輪系アルストロメリア]
日本で販売されている大半のアルストロメリアはオランダで育種され、大輪化の傾向が強くなって
いますが…。「私のオススメは小輪系のアルストロメリア。何より日持ちが抜群。一度飾ってみて
下さい!驚きますよ、きっと。更に小花が何段にもなって咲くので、本当に可愛らしい。特に当園
の小輪系は、しっかりと上段まで咲かせて出荷するので、余計にシャレた花に仕上がっています♪
そう思っているの私だけでしょうか?(笑)」

↑様々な品種をテスト栽培しています(左) 育種のための種の採取(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*アルストロメリアの花言葉:未来への憧れ

[信州片桐花卉園さんの紹介]
別名「花の町」とも呼ばれ、長野県下有数の花き栽培の盛んな町、長野県飯島町。全国で最もアル
ストロメリアの栽培が盛んな地域でもある、この町で、アルストロメリア栽培の先駆者的存在が、
信州片桐花卉園さん。現在、育種も独自に行いながら、他産地が栽培しないような珍しい品種の栽
培に力を入れています。「アルストロメリアはいつ頃からか、仏花の印象が強くなってしまった。
そんな印象を覆すのが、私の使命です!」

↑2代目:片桐鏡仁さん(左) 猫は圃場のモグラ退治で大活躍!(右)
[オランダ研修の経験を生かして]
片桐花卉園2代目の片桐鏡仁(アキヒト)さんは、20代のころオランダの種苗会社で研修して家業
に戻りました。今でもその縁は続いており、最新の品種を日本で唯一試作していたり、日本人には
好みかもしれないが、世界標準にはならない、として商品化されなかった品種を譲り受けたりして
います。「首都圏の小洒落た花屋さんは、最近花束にアルストロメリアを使わない。悔しいので、
日本人好みの繊細で、可愛らしいアルストロメリアを提供していきたい。そう思っています。」

↑片桐さん一押し:おぼろ月(左) 小輪系の代表品種:エクストリーム(右)
[日持ち抜群の小輪系アルストロメリア]
日本で販売されている大半のアルストロメリアはオランダで育種され、大輪化の傾向が強くなって
いますが…。「私のオススメは小輪系のアルストロメリア。何より日持ちが抜群。一度飾ってみて
下さい!驚きますよ、きっと。更に小花が何段にもなって咲くので、本当に可愛らしい。特に当園
の小輪系は、しっかりと上段まで咲かせて出荷するので、余計にシャレた花に仕上がっています♪
そう思っているの私だけでしょうか?(笑)」

↑様々な品種をテスト栽培しています(左) 育種のための種の採取(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年03月25日
スパルタ教育したスイートピー~愛知県 渥美小川花園~
今週のFlowerStoryは、愛知県 渥美小川花園さんのスイートピーです。
*スイートピーの花言葉:門出、思い出

[渥美小川花園さんの紹介]
日本屈指の農業地帯、愛知県渥美半島。愛知県は日本の花き栽培の約15%を占め全国1位(2位
の福岡県は約5%)であり、その中でも渥美半島は日本で最も花き栽培が盛んな地域と言えます。
その渥美半島の先端で、こだわったスイートピーを栽培しているのが、渥美小川花園の小川敦史さ
ん。「渥美地域はスイートピー栽培の盛んな地域。他の農家とは異なる色目をした、当社オリジナル
のスイートピー栽培に力を入れています。」

↑圃場の風景。ハウス内はスイートピーの香りが充満しています♪
[暖かくなっても日持ちするスイートピー]
「ぜひこの暖かくなった3月の時期に、当社のスイートピーを飾ってみてほしい。他の産地より長
持ちする自信はありますよ。うちのスイートピーはギリギリまで水を与えず育てています。すると、
根は水を欲しがり土の中を探しまわる。結果、土深くまで根が張った、力強い茎のスイートピーが
出来上がります。例えるなら、他の産地のスイートピーは温室育ち。うちはスパルタ教育(笑)。
簡単にはへこたれず、長く楽しめます!」

↑紅桜(左) とロイヤルレッド(右) どちらも珍しい品種達。
[輸出される日本のスイートピー]
「今年は当社のスイートピー、海外でも良く売れましたね。年々海外への出荷量は増えています。
当社のスイートピーの種が欲しい、とある国から依頼を頂きました。海外からも評価頂けるのは、
とても嬉しいですね。」「とにかく一度飾ってみて下さい。お花は飾ってみて、初めて違いがわか
ると思う。こうやって花屋さんと協力して、1人でも多くの方に当社のスイートピーの魅力を伝え
ていきたい。感想もお待ちしています(笑)。」

↑綺麗にパッキングされて(左) 出荷箱で全国や海外へ飛び立ちます(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*スイートピーの花言葉:門出、思い出

[渥美小川花園さんの紹介]
日本屈指の農業地帯、愛知県渥美半島。愛知県は日本の花き栽培の約15%を占め全国1位(2位
の福岡県は約5%)であり、その中でも渥美半島は日本で最も花き栽培が盛んな地域と言えます。
その渥美半島の先端で、こだわったスイートピーを栽培しているのが、渥美小川花園の小川敦史さ
ん。「渥美地域はスイートピー栽培の盛んな地域。他の農家とは異なる色目をした、当社オリジナル
のスイートピー栽培に力を入れています。」

↑圃場の風景。ハウス内はスイートピーの香りが充満しています♪
[暖かくなっても日持ちするスイートピー]
「ぜひこの暖かくなった3月の時期に、当社のスイートピーを飾ってみてほしい。他の産地より長
持ちする自信はありますよ。うちのスイートピーはギリギリまで水を与えず育てています。すると、
根は水を欲しがり土の中を探しまわる。結果、土深くまで根が張った、力強い茎のスイートピーが
出来上がります。例えるなら、他の産地のスイートピーは温室育ち。うちはスパルタ教育(笑)。
簡単にはへこたれず、長く楽しめます!」

↑紅桜(左) とロイヤルレッド(右) どちらも珍しい品種達。
[輸出される日本のスイートピー]
「今年は当社のスイートピー、海外でも良く売れましたね。年々海外への出荷量は増えています。
当社のスイートピーの種が欲しい、とある国から依頼を頂きました。海外からも評価頂けるのは、
とても嬉しいですね。」「とにかく一度飾ってみて下さい。お花は飾ってみて、初めて違いがわか
ると思う。こうやって花屋さんと協力して、1人でも多くの方に当社のスイートピーの魅力を伝え
ていきたい。感想もお待ちしています(笑)。」

↑綺麗にパッキングされて(左) 出荷箱で全国や海外へ飛び立ちます(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年03月18日
チューリップが好きだから~飯山市 梨元農園~
今週のFlowerStoryは、飯山市梨元農園さんのチューリップです。
*チューリップの花言葉:思いやり

[梨元農園さんの紹介]
春花の代名詞であり、最も愛される花の1つ、チューリップ。チューリップの品種改良の歴史
は16世紀にまで遡り、その歴史の長さから由来する多種多彩な花色や花型は、今もなお人の
心を魅了し続けます。そんなチューリップの魅力に取り憑かれているのが、飯山市の梨元農園、
梨元茂さん。雪深い、飯山地区でチューリップを生産しているのは梨元さんだけ。「正直、採
算は厳しい。でもチューリップほど作っていて楽しい花はないんです。」

↑梨元茂さん(左) 魔法の薬。これを使うと花持ちが向上します!(右)
[厳しいチューリップ農家の現状]
「切り花チューリップの農家は、大きな農家も含めて、殆どが非常に厳しい経営状態。元々、
切り花チューリップの球根は殆どがオランダからの空輸。カタログを見ながら決して安くはな
い球根を選んで購入しますが、その球根が傷んでいたり、花が咲かずに終わるものも沢山ある。
それでいて燃油も高騰し続けている。近い将来、切り花のチューリップ農家が激減する、そんな
未来も想定されています。」

↑チャーミングビューティ(左) ダッチデザイン(中) モンテオレンジ(右)
[だからこそチューリップを作る]
「数字だけ見ていれば作るべきではないのかもしれません。でもチューリップが大好きだし、
もっとチューリップが消費者に愛され購入頂き、国産のチューリップがこれからも生き残り続け
てほしい。そんな想いを込めて、チューリップを栽培し続けています。」人と人は支えあい、
助けあいながら生きています。花を楽しむ全ての消費者のために、花屋と生産者が一丸となっ
て、花栽培の現状やその花の価値を伝えていく、それがヌボー生花店の使命です。

↑オランダ方式のパレット栽培(左) 採花は球根ごと、引き抜きます(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*チューリップの花言葉:思いやり

[梨元農園さんの紹介]
春花の代名詞であり、最も愛される花の1つ、チューリップ。チューリップの品種改良の歴史
は16世紀にまで遡り、その歴史の長さから由来する多種多彩な花色や花型は、今もなお人の
心を魅了し続けます。そんなチューリップの魅力に取り憑かれているのが、飯山市の梨元農園、
梨元茂さん。雪深い、飯山地区でチューリップを生産しているのは梨元さんだけ。「正直、採
算は厳しい。でもチューリップほど作っていて楽しい花はないんです。」

↑梨元茂さん(左) 魔法の薬。これを使うと花持ちが向上します!(右)
[厳しいチューリップ農家の現状]
「切り花チューリップの農家は、大きな農家も含めて、殆どが非常に厳しい経営状態。元々、
切り花チューリップの球根は殆どがオランダからの空輸。カタログを見ながら決して安くはな
い球根を選んで購入しますが、その球根が傷んでいたり、花が咲かずに終わるものも沢山ある。
それでいて燃油も高騰し続けている。近い将来、切り花のチューリップ農家が激減する、そんな
未来も想定されています。」

↑チャーミングビューティ(左) ダッチデザイン(中) モンテオレンジ(右)
[だからこそチューリップを作る]
「数字だけ見ていれば作るべきではないのかもしれません。でもチューリップが大好きだし、
もっとチューリップが消費者に愛され購入頂き、国産のチューリップがこれからも生き残り続け
てほしい。そんな想いを込めて、チューリップを栽培し続けています。」人と人は支えあい、
助けあいながら生きています。花を楽しむ全ての消費者のために、花屋と生産者が一丸となっ
て、花栽培の現状やその花の価値を伝えていく、それがヌボー生花店の使命です。

↑オランダ方式のパレット栽培(左) 採花は球根ごと、引き抜きます(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年03月11日
本物のフリージアの魅力を伝えたい~埼玉県 高成園~
今週のFlowerStoryは、埼玉県 高成園さんのフリージア・ユーロスタイルです。
*フリージアの花言葉:優雅、天真爛漫

[高成園さんの紹介]
埼玉県の東部に位置し、かつては日光街道の宿場町として栄えた杉戸町。この地で12代も続く農
家であり、40年前からフリージアづくりを手がけているのが、高成園の高舘さん。主役というよ
り脇役として使われることの多かったフリージアに魅了され、日本で最もフリージアの栽培に対し
熱い想いをもって栽培されている生産者さんです。「フリージアは、主役になるだけの価値と魅力が
あるお花。凛々しく、迫力のある本当のフリージアの姿を伝えていきたい。」(高舘雅実さん)

↑枝切りフリージア『オレンジーナ』(左) 『ストライプドパール』(右)
[葉付きフリージアは日本だけ?]
日本のフリージアは葉付きで栽培され販売されていますが、実はこれ、日本だけ(日本古来からあ
る生け花は葉も重要なデザインの一部のため)。ヨーロッパでは葉無しの【枝切り】と呼ばれる栽
培方法が主流です。「フリージアって黄色や白だけって思っている人が多いと思う。でも葉付きで
出荷できる色幅が少ないだけで、実際には沢山の色がある。八重咲きもある。本来のフリージアを
楽しめる枝切りの栽培方法に、チャレンジしたい。そう思って10年前から栽培を始めました。」

↑輪の大きさは一目瞭然!(左) 葉付きに比べボリュームがすごい!(右)
[枝切りフリージア栽培は苦難の連続]
「枝切りは凄く栽培が難しい。葉付きに比べると1本当たりの面積は広く、手間もかかる。出荷で
きる時期も3月だけ。何度も辞めようと思いました。今でも毎年試行錯誤の連続です…。でも枝切
りのフリージアには、挑戦するだけの価値がある。香りも非常に豊かで、蕾も次々に咲いてくるから、
日持ちも抜群。こんな素晴らしい花は他にはない。沢山の人にこの魅力を伝えて、多くの方にフリー
ジア下さい!って指名される花にしたい。それを目標に、日々フリージアと向き合っています。」

↑蕾がふっくらするまで栄養補給することが非常に大切です(左)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*フリージアの花言葉:優雅、天真爛漫

[高成園さんの紹介]
埼玉県の東部に位置し、かつては日光街道の宿場町として栄えた杉戸町。この地で12代も続く農
家であり、40年前からフリージアづくりを手がけているのが、高成園の高舘さん。主役というよ
り脇役として使われることの多かったフリージアに魅了され、日本で最もフリージアの栽培に対し
熱い想いをもって栽培されている生産者さんです。「フリージアは、主役になるだけの価値と魅力が
あるお花。凛々しく、迫力のある本当のフリージアの姿を伝えていきたい。」(高舘雅実さん)

↑枝切りフリージア『オレンジーナ』(左) 『ストライプドパール』(右)
[葉付きフリージアは日本だけ?]
日本のフリージアは葉付きで栽培され販売されていますが、実はこれ、日本だけ(日本古来からあ
る生け花は葉も重要なデザインの一部のため)。ヨーロッパでは葉無しの【枝切り】と呼ばれる栽
培方法が主流です。「フリージアって黄色や白だけって思っている人が多いと思う。でも葉付きで
出荷できる色幅が少ないだけで、実際には沢山の色がある。八重咲きもある。本来のフリージアを
楽しめる枝切りの栽培方法に、チャレンジしたい。そう思って10年前から栽培を始めました。」

↑輪の大きさは一目瞭然!(左) 葉付きに比べボリュームがすごい!(右)
[枝切りフリージア栽培は苦難の連続]
「枝切りは凄く栽培が難しい。葉付きに比べると1本当たりの面積は広く、手間もかかる。出荷で
きる時期も3月だけ。何度も辞めようと思いました。今でも毎年試行錯誤の連続です…。でも枝切
りのフリージアには、挑戦するだけの価値がある。香りも非常に豊かで、蕾も次々に咲いてくるから、
日持ちも抜群。こんな素晴らしい花は他にはない。沢山の人にこの魅力を伝えて、多くの方にフリー
ジア下さい!って指名される花にしたい。それを目標に、日々フリージアと向き合っています。」

↑蕾がふっくらするまで栄養補給することが非常に大切です(左)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年03月04日
世界にひとつだけの花~松本市 フラワースピリット~
今週のFlowerStoryは、長崎県フラワーガーデン寺尾さんのスカビオサです。
*スカビオサの花言葉:魅力

[フラワースピリットさんの紹介]
松本市を拠点とし、有能な切り花生産者十数名からなる花き栽培グループ、フラワースピリット。
代表の上條信太郎さんは、全国の花き生産者から「神様」と慕われるカリスマ生産者。2012年
オランダで開催された10年に1度の国際園芸博覧会にて、上條さんの栽培したラナンキュラスが
春のコンテストで世界1位を獲得。更に、夏のコンテストでも、上條さんのトルコギキョウが1位
を獲得。まさに世界に誇る生産者さんです。

↑3人からスタートしたフラワースピリット(左) 代表の上條信太郎さん(右)
[バラに勝る花を作る]
「バラに勝る花を作りたい。」そんな上條さんの想いは、大輪のラナンキュラスの誕生によって結
実しました。長い年月をかけて独自の栽培方法を築き上げ、他の生産者が作っても中輪にしかなら
ないラナンキュラスのスーパーサイズ化に成功。その中でも「スーパーローヌ」と呼ばれるラナン
キュラスは直径が13CM以上の巨大輪。上條さんですら500本に1本程度しか出荷できない、
まさに「オンリーワンのお花」です。

↑大輪だけでなく、珍しい咲き方・色合いのラナンキュラスなど多数生産!
[信州の自然の恵みがあってこそ]
「信州松本の気候は花の栽培に適している。このラナンキュラスが作れるのも、信州の自然の恵み
のおかげ。日本はもちろん海外においても、このラナンキュラスは他では絶対に作れない。だから
こそ【世界にひとつだけの花】。海外からの注文も毎年増え続けています。」「ラナンキュラスは
季節限定の花。だから良いよね。毎年春になって私のラナンキュラスを思い出して貰えたら、とて
も嬉しい。旬の花を、旬な時期に、最高の状態で楽しむ。それが切り花の楽しみ方だよね。」

↑農場で咲き誇ったラナンキュラスは、見事の一言!
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*スカビオサの花言葉:魅力

[フラワースピリットさんの紹介]
松本市を拠点とし、有能な切り花生産者十数名からなる花き栽培グループ、フラワースピリット。
代表の上條信太郎さんは、全国の花き生産者から「神様」と慕われるカリスマ生産者。2012年
オランダで開催された10年に1度の国際園芸博覧会にて、上條さんの栽培したラナンキュラスが
春のコンテストで世界1位を獲得。更に、夏のコンテストでも、上條さんのトルコギキョウが1位
を獲得。まさに世界に誇る生産者さんです。

↑3人からスタートしたフラワースピリット(左) 代表の上條信太郎さん(右)
[バラに勝る花を作る]
「バラに勝る花を作りたい。」そんな上條さんの想いは、大輪のラナンキュラスの誕生によって結
実しました。長い年月をかけて独自の栽培方法を築き上げ、他の生産者が作っても中輪にしかなら
ないラナンキュラスのスーパーサイズ化に成功。その中でも「スーパーローヌ」と呼ばれるラナン
キュラスは直径が13CM以上の巨大輪。上條さんですら500本に1本程度しか出荷できない、
まさに「オンリーワンのお花」です。

↑大輪だけでなく、珍しい咲き方・色合いのラナンキュラスなど多数生産!
[信州の自然の恵みがあってこそ]
「信州松本の気候は花の栽培に適している。このラナンキュラスが作れるのも、信州の自然の恵み
のおかげ。日本はもちろん海外においても、このラナンキュラスは他では絶対に作れない。だから
こそ【世界にひとつだけの花】。海外からの注文も毎年増え続けています。」「ラナンキュラスは
季節限定の花。だから良いよね。毎年春になって私のラナンキュラスを思い出して貰えたら、とて
も嬉しい。旬の花を、旬な時期に、最高の状態で楽しむ。それが切り花の楽しみ方だよね。」

↑農場で咲き誇ったラナンキュラスは、見事の一言!
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年02月25日
スカビオサに魅せられて~長崎県 フラワーガーデン寺尾~
今週のFlowerStoryは、長崎県フラワーガーデン寺尾さんのスカビオサです。
*スカビオサの花言葉:魅力

[フラワーガーデン寺尾さん紹介]
長崎県雲仙市。元々はイチゴ農家だった寺尾祐輔さん・良子さん夫妻。「花好きな奥さんの喜
ぶ顔が見たくて」と祐輔さんが一念発起し、花の栽培を始めたのが20年前。今では10品目
以上もの切り花を生産するまでとなった寺尾さんの代名詞ともいえるのが「スカビオサ」。寺
尾さんご自信で育種・改良した、色とりどりの咲き方いろいろなスカビオサは、全国から高い
評価を得ています。

↑寺尾祐輔さん (左) 趣味はナント!!ハーレーダビッドソン (右)
[スカビオサのイメージを変える!]
「本当に可愛い花。でも難しい・・・」それが寺尾さんのスカビオサへの第一印象でし
た。寺尾さんが栽培を始めた当時のスカビオサは、茎の曲がりが多く、花首が垂れやすい…、
そんなネガティブな印象の強い花でした。それでも寺尾さんは粘り強くスカビオサの育種を続
け、見違えるほどの魅力を持ったスカビオサが近年数多く登場しています。「栽培面積は増や
していますが、本数は増やしていません。つまり1本1本のスカビオサに贅沢な環境を整え、
品質向上に取り組んでいます。花色・花形は他の花にはないバリエーションがある。スカビオ
サの魅力に1人でも多くの方に気づいてほしい。そんな想いで日々生産しています。」
[世界から注目される日本のスカビオサ]
「まだまだ途中段階。あと5年~10年はどんどんと新しいものが生まれますね」と寺尾さん。
品質抜群の寺尾さんのスカビオサには、世界も注目しています。「世界から注目されるという
ことは世界の種苗会社との開発競争になるということ。競争は厳しくなるけど、スカビオサが
注目されて本当に嬉しいよ。」スカビオサブームが来る日は、もう間近!?かもしれません。

↑スカビオサは花色・花形が非常に豊富で、それぞれに魅力があります。
毎年、次々に新しい品種が生まれています!
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*スカビオサの花言葉:魅力

[フラワーガーデン寺尾さん紹介]
長崎県雲仙市。元々はイチゴ農家だった寺尾祐輔さん・良子さん夫妻。「花好きな奥さんの喜
ぶ顔が見たくて」と祐輔さんが一念発起し、花の栽培を始めたのが20年前。今では10品目
以上もの切り花を生産するまでとなった寺尾さんの代名詞ともいえるのが「スカビオサ」。寺
尾さんご自信で育種・改良した、色とりどりの咲き方いろいろなスカビオサは、全国から高い
評価を得ています。

↑寺尾祐輔さん (左) 趣味はナント!!ハーレーダビッドソン (右)
[スカビオサのイメージを変える!]
「本当に可愛い花。でも難しい・・・」それが寺尾さんのスカビオサへの第一印象でし
た。寺尾さんが栽培を始めた当時のスカビオサは、茎の曲がりが多く、花首が垂れやすい…、
そんなネガティブな印象の強い花でした。それでも寺尾さんは粘り強くスカビオサの育種を続
け、見違えるほどの魅力を持ったスカビオサが近年数多く登場しています。「栽培面積は増や
していますが、本数は増やしていません。つまり1本1本のスカビオサに贅沢な環境を整え、
品質向上に取り組んでいます。花色・花形は他の花にはないバリエーションがある。スカビオ
サの魅力に1人でも多くの方に気づいてほしい。そんな想いで日々生産しています。」
[世界から注目される日本のスカビオサ]
「まだまだ途中段階。あと5年~10年はどんどんと新しいものが生まれますね」と寺尾さん。
品質抜群の寺尾さんのスカビオサには、世界も注目しています。「世界から注目されるという
ことは世界の種苗会社との開発競争になるということ。競争は厳しくなるけど、スカビオサが
注目されて本当に嬉しいよ。」スカビオサブームが来る日は、もう間近!?かもしれません。

↑スカビオサは花色・花形が非常に豊富で、それぞれに魅力があります。
毎年、次々に新しい品種が生まれています!
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年02月20日
理想のカーネーションを追い求め~千葉県 精華園~
今週のFlowerStoryは、千葉県精華園さんのカーネーションです。
*カーネーションの花言葉:無垢で深い愛

[精華園さんの紹介]
全国でも有数のお花の生産地、千葉県南房総市。カーネーション栽培農家も多く集うこの町で、こ
だわりぬいたカーネーションを生産しているのが、精華園の岩田秀一さん。カーネーション栽培を研
究し続け、自分が思い描く理想のカーネーションをストイックなまでに追い求め続けています。
「今までに満足いくカーネーションが栽培できたのは、数える程度。毎年毎年試行錯誤の繰り返し。
それが悩みでもあり、楽しさでもあります。」

↑カーネーション栽培風景(左) 岩田秀一さん、語り出したら止まらない(右)
[大輪のカーネーション]
「当園のこだわりのひとつは、輪の大きさ。特に輸入品のカーネーションは蕾が固く、綺麗に咲き
きりません。当園のカーネーションは、国内の他の産地に比べても出来る限りギリギリまで咲かせ
て出荷しています。その分、十分に土壌から栄養を吸収しているので、日持ちが非常に良く、茎も
しっかりとしたカーネーションに仕上がります。」

↑精華園さん自慢の複色カーネーション達。
[大輪のカーネーション]
「当園のこだわりのひとつは、輪の大きさ。特に輸入品のカーネーションは蕾が固く、綺麗に咲き
きりません。当園のカーネーションは、国内の他の産地に比べても出来る限りギリギリまで咲かせ
て出荷しています。その分、十分に土壌から栄養を吸収しているので、日持ちが非常に良く、茎も
しっかりとしたカーネーションに仕上がります。」

↑在庫せず即出荷。これが難しい(左) 表彰状も数知れず(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
*カーネーションの花言葉:無垢で深い愛

[精華園さんの紹介]
全国でも有数のお花の生産地、千葉県南房総市。カーネーション栽培農家も多く集うこの町で、こ
だわりぬいたカーネーションを生産しているのが、精華園の岩田秀一さん。カーネーション栽培を研
究し続け、自分が思い描く理想のカーネーションをストイックなまでに追い求め続けています。
「今までに満足いくカーネーションが栽培できたのは、数える程度。毎年毎年試行錯誤の繰り返し。
それが悩みでもあり、楽しさでもあります。」

↑カーネーション栽培風景(左) 岩田秀一さん、語り出したら止まらない(右)
[大輪のカーネーション]
「当園のこだわりのひとつは、輪の大きさ。特に輸入品のカーネーションは蕾が固く、綺麗に咲き
きりません。当園のカーネーションは、国内の他の産地に比べても出来る限りギリギリまで咲かせ
て出荷しています。その分、十分に土壌から栄養を吸収しているので、日持ちが非常に良く、茎も
しっかりとしたカーネーションに仕上がります。」

↑精華園さん自慢の複色カーネーション達。
[大輪のカーネーション]
「当園のこだわりのひとつは、輪の大きさ。特に輸入品のカーネーションは蕾が固く、綺麗に咲き
きりません。当園のカーネーションは、国内の他の産地に比べても出来る限りギリギリまで咲かせ
て出荷しています。その分、十分に土壌から栄養を吸収しているので、日持ちが非常に良く、茎も
しっかりとしたカーネーションに仕上がります。」

↑在庫せず即出荷。これが難しい(左) 表彰状も数知れず(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。
2014年02月11日
日本人の感性・美意識で創る花~千葉県 三宅花卉園~
今週のFlowerStoryは、千葉県三宅花卉園さんの球根切花MIXです。

[三宅花卉園さんの紹介]
千葉県の中央東部に位置し、成田・羽田空港、東京都心それぞれに1時間でアクセスできる産業都
市、茂原市。この地で40年以上、特徴的な草花の育種・栽培を行っているのが、三宅花卉園さん。
主に南米を原産とするお花を現地の冒険家から調達し、三宅オリジナルとして育種した花達は数知
れず。三宅さんが栽培するアルストロメリアやアマリリスなどは、一般的に流通している品種から
は想像できない姿形をしており、三宅さんの栽培ハウスは珍しいお花達の植物園と化しています。

↑2代目三宅泰行さん(左) 1つのハウス内で様々な花達が咲き乱れます(右)
[日本人の美意識を大切に]
球根系の植物の大半はオランダで育種され、日本の生産者が球根をオランダから購入し栽培して、
切り花が出荷されています。オランダで育種される花達は主にオランダ人好み。国によって文化も
違えば、好きな色合いや花形も異なります。「例えばアルストロメリアのスポットレス(斑点のな
いもの)は、日本人には好まれても、オランダ人には理解ができなかった。また外人はハッキリし
た色合いの大型な花を好むが、日本人は淡い色で繊細な花を好む。私はその日本人が育んできた感
性や美意識を大切に、育種してきました。」
[原種の美しさ]
三宅さんのお花は、業界内で高く評価され、数々の賞を受賞してきました。「花の美しさを追求す
るうちに、そのお花の原種(育種される前のお花本来の姿)の魅力に取り憑かれました。原種から
新しい生命(新花)を創りだした時の喜び、そこには夢やロマンがあります。日本人の感性で創り
だしたお花達が、世界の花市場を席巻する、そんな未来を夢見ています。」今後も三宅オリジナル
の新しいお花に出会えることが本当に楽しみです。

↑アルストロメリア カリオシリーズ。幻の原種から育種した三宅オリジナル。

↑いい香りのリューココリネ(左) 日持ち抜群のラケナリア(中)とキルタンサス(右)

↑滅多にお目にかかれない、ゼフィラ(左) シアネラ(中) バルビネラ(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。

[三宅花卉園さんの紹介]
千葉県の中央東部に位置し、成田・羽田空港、東京都心それぞれに1時間でアクセスできる産業都
市、茂原市。この地で40年以上、特徴的な草花の育種・栽培を行っているのが、三宅花卉園さん。
主に南米を原産とするお花を現地の冒険家から調達し、三宅オリジナルとして育種した花達は数知
れず。三宅さんが栽培するアルストロメリアやアマリリスなどは、一般的に流通している品種から
は想像できない姿形をしており、三宅さんの栽培ハウスは珍しいお花達の植物園と化しています。

↑2代目三宅泰行さん(左) 1つのハウス内で様々な花達が咲き乱れます(右)
[日本人の美意識を大切に]
球根系の植物の大半はオランダで育種され、日本の生産者が球根をオランダから購入し栽培して、
切り花が出荷されています。オランダで育種される花達は主にオランダ人好み。国によって文化も
違えば、好きな色合いや花形も異なります。「例えばアルストロメリアのスポットレス(斑点のな
いもの)は、日本人には好まれても、オランダ人には理解ができなかった。また外人はハッキリし
た色合いの大型な花を好むが、日本人は淡い色で繊細な花を好む。私はその日本人が育んできた感
性や美意識を大切に、育種してきました。」
[原種の美しさ]
三宅さんのお花は、業界内で高く評価され、数々の賞を受賞してきました。「花の美しさを追求す
るうちに、そのお花の原種(育種される前のお花本来の姿)の魅力に取り憑かれました。原種から
新しい生命(新花)を創りだした時の喜び、そこには夢やロマンがあります。日本人の感性で創り
だしたお花達が、世界の花市場を席巻する、そんな未来を夢見ています。」今後も三宅オリジナル
の新しいお花に出会えることが本当に楽しみです。

↑アルストロメリア カリオシリーズ。幻の原種から育種した三宅オリジナル。

↑いい香りのリューココリネ(左) 日持ち抜群のラケナリア(中)とキルタンサス(右)

↑滅多にお目にかかれない、ゼフィラ(左) シアネラ(中) バルビネラ(右)
*FlowerStoryをさらに詳しく解説した動画です。